トップ > 『よい食』相談室 > バケツ稲について - 出穂~収穫

『よい食』相談室

よくあるご質問を以下にまとめています。

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  • Q.1刈(か)りとった稲から生えてきた草はなに?

    A.1

    「ひこばえ」といいます。刈(か)りとっても稲の根は生きているので、また稲が生えてくる場合があります。稲だけじゃなく、切った草木の根や株(かぶ)も、同じように芽がでることがあります。 気温が高めの場合は、もう1度収穫(しゅうかく)できることもありますが、最初に収穫(しゅうかく)したお米にくらべるとあまりおいしくないようです。

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  • Q.2収穫(しゅうかく)したお米が少ない場合、どうごはんを炊(た)けばいいの?

    A.2

    バケツ稲ひとつでできるお米は、よくできてもごはんじゃわんに3分の1程度なので、そのまま炊飯器(すいはんき)で炊(た)くのは難(むずか)しいですね。少ないお米だけでごはんを炊(た)きたい場合は、小さな鍋(なべ)で炊(た)いたり、おかゆにする方法があります。 鍋(なべ)で炊(た)く場合の火かげんは、最初10分くらい強火にして、ふっとうしたら弱火にして7~8分くらいでできます。このとき、ふきこぼれないように注意してください。その後、火を止めてふたをとらずに、そのまま10分くらいむらしてください。むらし終わったら空気を入れるために、ふたをとってしゃもじでかきまぜてくださいね。

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  • Q.3葉に黒い点がつく病気は何?それがついても米は食べられるの?

    A.3

    葉に黒い点がつく病気で考えられるのはごま葉枯病(はがれびょう)や葉いもちなどです。ごま葉枯病(はがれびょう)の特徴(とくちょう)は、葉に褐色(かっしょく)で楕円形(だえんけい)の斑点(はんてん)ができ、周辺に黄色のカサができます。葉いもちはカビの一種で、梅雨(つゆ)に多く発生します。褐色(かっしょく)で紡錘形(ぼうすいけい〔円柱状でまん中が太く、両端(りょうはし)がしだいに細くなる形〕)の斑点(はんてん)ができます。食べても害はないけれど、味はよくないと思うので、 取り除いたほうがいいと思います。

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  • Q.4モミガラはどんなものに利用できるの?

    A.4

    モミガラは、焼いて黒く炭化させた燻炭(くんたん)を苗代(なわしろ)の保温材としたり、牛・馬・にわとりの寝床として使われます。また、堆肥(たいひ)の材料となったり、まくらの中のつめ物に利用されます。ほかにも、くだもの箱などのクッション材、保温材(ほおんざい)にも使われています。みかんを包むと甘くなるそうですよ。

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  • Q.5すり鉢(ばち)と軟式(なんしき)ボール以外で簡単(かんたん)なもみすりの方法は?

    A.5

    インターネットで「もみすり器」と入力するともみすり器は6000円くらいで売っているようです。臼(うす)と杵(きね)を使って、もみすりと精米(せいまい)を同時にする方法もあります。昔の方法ですが、時間もかかり体力も必要です。 もし、あまりお金や手間をかけたくないのであれば、やはりすり鉢(ばち)と軟式(なんしき)ボールを使う方法が安くて手軽な方法といえます。

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  • Q.6昔の精米方法は?

    A.6

    今から500年ほど前までは、刈(か)り取った穂(ほ)から、もみをそぎ落とし、 その後、臼(うす)中に入れて杵(きね)でついていました。自然に糠(ぬか)がはがれたので、今のように真っ白になりませんが、もみすりと精米が同時にできました。 150年前になると、唐臼(からうす)といって足を使った精米機が発明されました。手で杵(きね)をつくより、力がいらず楽に精米できるようになったそうです。 その後はどんどん発明が進み、人力ではなくモータを動力とする精米機になりました。

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  • Q.7稲の収穫(しゅうかく)後に干(ほ)すのはなぜ?

    A.7

    収穫(しゅうかく)直後のもみの水分は20~25%あります。このままだと水分が多すぎて、米が変質してしまいます。そのため、水分が15%程度になるまで乾燥させ、保存できるようにします。おおよそ10日くらいの乾燥(かんそう)が必要です。 稲はさかさまに吊(つ)るして干(ほ)すので、多少の雨がかかっても問題ありませんが、雨に当たれば乾燥(かんそう)はできません。できるだけ雨の当たらない軒下などで乾燥してください。

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  • Q.8もみすり後の米の中にある緑色の米があるのはなぜ?

    A.8

    稲同じ穂(ほ)でも、花を咲(さ)く時期が違うことがあります。後から花を咲(さ)かせたもみは、育つのが遅れて葉緑体が残った状態で刈(か)り取られるので、緑色の米になります。

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  • Q.9風でたおれた稲は元に戻(もど)るの?

    A.9

    稲は、弱い風でたおれませんが、台風のような強い風の場合はたおれることがあります。ぽっきり折れていなければ、たおれ方や健康状態でもとに戻(もど)り、もちなおす場合がありますので、その場合は、支柱を立てて支えて上げて下さい。生長途中(とちゅう)の若々(わかわか)しい稲の方がもちなおす可能性は高いです。 収穫前(しゅかくまえ)くらいの稲は、実った分の重みで頭がたれているので、その分、たおれやすくなっています。たおれた稲は、そのままにしておくとくさることがありますので、熟(じゅく)す期間が少し短くても刈(か)り取って下さい。

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  • Q.109月5日に穂がでました。いつ刈(か)り取ったらいいの?

    A.10

    収穫(しゅうかく)は、穂が出て(出穂)から30日から45日くらい。見た目が8~9割のもみが黄金色になったころが目安です。9月5日に穂(ほ)がでた場合、10月のはじめから中旬(ちゅうじゅん)が収穫(しゅうかく)の目安になります。 刈り取りの10日くらい前からは、落水(らくすい)といって、刈(か)り取りの準備のために、10日ほど水を入れずに土を乾(かわ)かします。刈(か)り取り日前後の気温は、高い方(22℃~25℃くらい)が味がよくります。刈(か)り取った稲は、根元をひもでくくり穂(ほ)を下にして、風通しがよく雨があたらない場所につるして、10日くらい乾(かわ)かしてください。

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  • Q.11実った穂(ほ)が雨にぬれても大丈夫(だいじょうぶ)?

    A.11

    収穫前(しゅうかくまえ)だったら、多少(たしょう)ぬれても大丈夫です。ただし、水たまりに落ちたら、ひろって乾(かわ)かしてあげてください。稲に緑の葉が残っている時は、生きている状態なので、水がかかっても腐(くさ)ることはありません。 ただし、刈り取りをした後や、完熟(かんじゅく)したものは、枯れたものに近い同じ状態になるので、ぬれたまま、放っておくと、腐(くさ)ってしまいます。 もし、収穫する直前に、雨で穂がぬれてしまったら、2~3日、そのまま乾かしてから収穫をしてください。

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  • Q.12穂(ほ)が白くて、中身(なかみ)が無い。なぜ?

    A.12

    稲穂(いなほ)全体が白くなり、中身(なかみ)が入らない状態(じょうたい)を、白穂(しらほ)といいます。風が強く当たりすぎたり、天候(てんこう)が悪かったりすると、自然(しぜん)に枯れて、白穂(しらほ)になる場合もあります。また、ニカメイチュウが原因(げんいん)の場合もあります。茎(くき)の中に幼虫(ようちゅう)のころから住んでいます。白くなった稲穂(いなほ)は茎(くき)の根元から切り取って、取りのぞいて下さい。 稲の穂(ほ)の一部だけが白くなったら、カメムシが汁を吸った可能性(かのうせい)もあります。カメムシは手をさし出すと逃(に)げて、下に落ちる性質(せいしつ)があるので、先に新聞紙を土の上に広げておき、手を近づけて、新聞紙の上に落としてから、新聞紙を丸めて捕(つか)まえて、虫が逃(に)げないように、密閉(みっぺい)して捨てて下さい。

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  • Q.13肥料として油粕(あぶらかす)を入れたら水が臭(くさ)くなった。においを取る方法はあるの?

    A.13

    バケツの水は循環(じゅんかん)していないから、特に気温が高いと、水が熱くなって、油粕(あぶらかす)が発酵(はっこう)して臭(くさ)くなってしまうことがあります。もし入れたのなら、匂(にお)いがなくなるまで、何回か水を入(い)れ替(か)えて下さい。また、バケツ稲づくりセットの肥料を使っているのであれば、穂(ほ)が実る時期まで、栄養(えいよう)が送られるように作られていますので、追加の肥料入れる必要はありません。

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  • Q.14穂(ほ)がでたあとの、バケツの水はどう管理(かんり)すればいいの?

    A.14

    穂が出た後は、水を浅めに管理(かんり)するのがポイントです。目安(めやす)は深さ3センチほどになります。夏(なつ)~秋(あき)にかけては、まだまだ日差しが強い日が続きますので、晴れて暑い日が続いたら、2~3日に1回、くもりの日は4~5日に1回の上げて下さい。ただし、9月中でも真夏日(まなつび)のように暑くなることもあるので、こまめに水やりをして下さいね。

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  • Q.15なかなか穂(ほ)がでない。なぜ?

    A.15

    例えば2007年は、ラニーニャ現象といって、天気がおかしくなる異常気象(いじょうきしょう)の兆(きざ)しが出ていました。そのためか、7月は晴(は)れの日が少なく、8月は記録的(きろくてき)な猛暑(もうしょ)になりました。人間(にんげん)は、あまりにも強い環境(かんきょう)ストレスを受けると、体調(たいちょう)が悪(わる)くなりますね。稲も同じで、異常気象(いじょうきしょう)で強いストレスを受けたのだと考えられます。そのため、稲の体力が落ちて、穂を作るのが遅れているのではないでしょうか。それでも9月中に出穂(しゅっすい)すれば、特に問題(もんだい)はありませんので、がんばって育てて下さいね。

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  • Q.16稲かりはいつごろすればいいの?

    A.16

    穂が出た日がいつだったかおぼえていますか?忘れていたら観察ノートを見て、思い出してください。通常(つうじょう)、稲かりをするのは穂が出てから約1か月半後、つまり約45日後とされています。もしあなたの稲が8月下旬に穂を出したなら、かり取るのは10月初めということになります。穂が頭を深くたれ、緑色の部分が少し残るくらいで、8割(わり)ほどが黄金色(こがねいろ)になったころが目安です。

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  • Q.17なぜ稲かり前は水をやらないの?

    A.17

    穂が出る前までは、稲は穂を出すためにたくさんの水を必要とします。でも穂が出た後は、2~3日に1回の水やりでもじゅうぶん生長できます。稲かりの10日ほど前からは「落水(らくすい)」といって水をぬきます。これはもみの水分を少なくするためです。かり取る前の稲には、たくさんの水分がふくまれますが、おいしいお米の水分は15%くらいですので、水をぬいてそれに近づけるのです。

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  • Q.18収穫したもみの中が空っぽ。どうして?

    A.18

    実が入らなかったわけは、いくつか考えられます。 1. ニカメイチュウの幼虫(ようちゅう)が、茎(くき)の節(ふし)のあたりに食い入って、茎の中をすかすかにしてしまったため 2. シラハガレ病など病気で稲を枯(か)らしてしまったため 3. そのほかの病気にかかって、穂や葉、茎などに黒っぽい茶色などのはん点が出たとき ――などです。

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  • Q.19わらはなにに使うの?

    A.19

    むかしは、わらでいろいろなものを作りました。 1. みの(レインコート) 2. なわ 3. わらじ(くつ) 4. 雪ぐつ(長ぐつ) 5. むしろ(地面などにしくシート) 6. 納豆(なっとう)のつと(納豆のいれもの。わらについた菌(きん)で納豆にする) 7. たたみの中身 8. わら灰(肥料(ひりょう)や、火ばちという道具に入れて炭(すみ)を長持ちさせる) ――などです。 今は、細かく切って田や畑の肥料にもします。 他にも 1. 荒(あら)なわ 2. 牛などのベッド 3. お正月のしめかざり ――などに使います。

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