JA全中・JA全農では、「朝ごはん実行委員会」を発足させ朝ごはんの啓発活動を行なっています。朝ごはんに関する情報提供、広報活動、流通業界への働きかけなどが柱。
食糧庁(現‐農林水産省総合食料局食糧部)とJAでは、増加傾向にある朝食の欠食率を改善し、日本人が育んできた米食を中心とした朝ごはん摂食を促進するため、平成12年5月、「朝ごはん実行委員会」を発足させ、朝ごはんの啓発活動を開始しました。
近年、日本人の食をめぐる環境は、栄養バランスの悪化、ライフスタイルに起因する生活習慣病などの増加、孤食や朝食抜きの日常化など、様々な問題が指摘されています。このような栄養、食事、食生活の各段階での問題のほかに、季節感や地域性の希薄な食料が毎年多く輸入される一方で、多くの食料が廃棄されているという流通・消費面の問題点もあります。それらの深刻な問題の解決の糸口として、私たち日本人が昔から食べ続けている“米"を中心とした朝ごはんの重要性に、今一度着目したいと思います。「お米・ごはん食」は、良質なでんぷん質を含み、それ自体の味が薄いことから他の食物をつなぎ、栄養バランスをリードする働きを持つこと、家庭生活の中で食事作法やふれあいを育み、わが国の風土・文化と結びついて定着してきました。
また、朝ごはんには睡眠で低下した血糖値と体温を上げ、一日の活動の準備を整え、体内リズムのペースメーカーになるという生理面の効用のほか、家族とのコミュニケーションの場という役割も見逃せません。
委員会では、ごはんと朝ごはんを多面的に見つめるニュースレター「朝ごはん実行委員会ニュース」の発行、調査活動、マスメディアでの広報活動をおこなうほか、「朝ごはん」関連の新商品の販売促進、メニュー提案と販売などの自主的な取り組みを流通業界に協力要請し、売場からの啓発にも力を入れています。
平成17年10月より、朝時間を上手に活用する新しいライフスタイルを「朝組」と定義し宣言する、新しい啓発キャンペーンを実施しています。





