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今泉久美先生の『よい食』コラム

『よい食』コラム1月のテーマ「フルーツの基礎知識」

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もうすぐバレンタインデーです。大切な人に想いを伝えるなら、彩りがよく栄養たっぷりの、旬のフルーツを使ったデザートを作ってみてはいかがでしょうか。1月のインフォマーシャルでは、イチゴを使ったバレンタインデーレシピをご紹介しました。今回のコラムでは、「フルーツの基礎知識」情報を、季節ごとにお届けします。フルーツの魅力を知れば、いろいろなデザート作りにチャレンジしたくなること間違いなし!インフォマーシャルではご紹介できなかった、イチゴを使った別のレシピもご紹介します♪

※食材の一部に野菜(イチゴ、メロン、スイカなど)を含むが、このページでは、総称してフルーツとする。(農林水産省の定義を参考)
 

フルーツの基礎知識 旬のフルーツで身体イキイキ!

春夏秋冬

旬のフルーツは、時季外れのものと比較して栄養価が高いとされています。いまはハウス栽培や輸入などで、1年中おいしいフルーツを手にすることができますが、やはり季節ごとの旬のフルーツを食べるのがおすすめです。今回は、四季を代表するフルーツと、そのパワーをご紹介します。普段の食事にフルーツをプラスして、不足しがちなビタミンやミネラルをしっかり補いましょう!

※各季節の代表は、一般的にそのフルーツが流通する時季とする。

  • 1春のフルーツ

    【旬のフルーツ】  はっさく、不知火(商標登録名「デコポン」)、びわ

    春は学期や年度の始まりのとき。なにかとイベントが多く、体調も変化しやすくなります。フルーツでビタミンやミネラルをしっかり摂って、元気に過ごしましょう。

    • はっさく:ビタミンCが豊富で、1個食べれば1日分の必要量の約2/3を摂取できてしまうほど。苦味成分であるナリンギンというビタミンPは、高血圧を予防するはたらきが期待できます。
    • 不知火(商標登録名「デコポン」):内皮ごと食べられるのが特徴。白い筋には、ビタミンPが含まれています。ビタミンPは毛細血管を強くし、ビタミンCの働きを助けるので、風邪の予防などに効果的です。また、袋には食物繊維が含まれており、便秘解消にもパワーを発揮します。
    • びわ:ビタミン群やミネラル群のほかに、抗酸化作用のあるβ-カロテンを豊富に含み、粘膜や皮膚の健康を守り、風邪の予防などにも効果があります。また、カリウムが豊富で、高血圧を予防するはたらきも。

  • 2夏のフルーツ

    【旬のフルーツ】  スイカ、メロン、桃

    夏は気温が高いので、解熱作用のあるフルーツがおすすめ。また、果糖はエネルギー源に変わりやすいので、食欲不振や発汗による夏バテ予防にもピッタリです。

    • スイカ:体内の余分な塩分の排出を助ける、カリウムを多く含みます。塩分をとりすぎた食事の後に食べるのがおすすめ。むくみの改善、高血圧などにも有効です。
    • メロン:ビタミンCが多く、疲労回復や美肌に効果的。紫外線が強くなり、肌へのダメージが不安な夏におすすめです。
    • 桃:ペクチンという食物繊維が豊富で、便秘予防や美肌づくりに効果的。また、抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれており、アンチエイジングにも役立ちます。

  • 3秋のフルーツ

    【旬のフルーツ】  リンゴ、柿、栗

    「食欲の秋」「スポーツの秋」と、いろいろな楽しみがある季節。秋はビタミンCやポリフェノール、クエン酸が豊富なフルーツがたくさん!疲労回復を助け、抵抗力を高めるパワーに優れているので、元気に秋を楽しむことができます。

    • リンゴ:おなかにやさしいペクチンが豊富で、便秘のときは腸内の毒素を排出しやすくし、下痢のときは善玉菌を繁殖させ、腸内バランスを整えます。また、リンゴ酸やクエン酸は疲労回復に効果的です。
    • 柿:抗酸化作用のあるビタミンCやβ-カロテンが豊富。アルコールを分解する酵素も含まれているので、二日酔い改善に効果があります。
    • 栗:たんぱく質やビタミン類、ミネラルがバランスよく含まれていて、特にビタミンB1が豊富です。少量でも高い栄養を摂取でき、幼児やお年寄り、病中病後の方などの滋養食品です。

  • 4冬のフルーツ

    【旬のフルーツ】  イチゴ、みかん、柚子

    寒くなってくると風邪が心配です。年末年始にはなにかと忙しい方も多いでしょう。元気に過ごすためにも、ビタミンCをしっかり摂りましょう。

    • イチゴ:フルーツの中でもビタミンCの量はトップクラス。美肌効果や免疫力を高める役割をはたします。また、赤い色素のアントシアニンは、肝機能を高めたり、視力の低下を防いだりするパワーが期待できます。
    • みかん:ビタミンCが豊富に含まれており、免疫力アップや風邪予防に効果的。また、白い筋には毛細血管を強化し、中性脂肪を分解するはたらきがあるので、捨てずに食べるのがおすすめ。
    • 柚子:みかんよりも多くビタミンCを含み、特に皮には多く含まれます。免疫力アップや疲労回復などに効果的。柚子の果汁は、発汗を促して熱を下げるはたらきがあるので、風邪をひいたときにもおすすめです。

「フルーツの基礎知識」まとめ!

旬のフルーツには、身体を元気にする栄養がたっぷり含まれています。『フルーツ間食』でもご紹介した通り、普段の食事にフルーツを食べて、不足しがちな栄養を補いましょう。
また、彩りがよく見た目にも鮮やかなフルーツは、食欲をより一層かきたてますね。1/27放送のインフォマーシャルでは、イチゴを使ったバレンタインデー用のレシピをご紹介しました。栄養も愛情もたっぷりなバレンタインデザートなら、きっと大切な人に想いが伝わるはず。ぜひ、プレゼントしてみてください。
今回は、バレンタインデーにおすすめのレシピをもうひとつご紹介。「イチゴのホワイトチョコロールケーキ」を作ってみましょう。

 1月料理の基礎知識レシピ「イチゴのホワイトチョコロールケーキ」

材料(イチゴのホワイトチョコロールケーキ 1本分)

卵(Lサイズ) 2個
バニラオイル 少々
★ 薄力粉 45g
☆ 板チョコレート(ホワイト) 60g
イチゴ 130g
砂糖 40g
大さじ3
★ 片栗粉 5g
☆ 生クリーム 1カップ(200ml)

作り方

  • 1. 24×28cmの型、もしくはオーブンの天板にクッキングシートを敷き、オーブンを160度に温める
  • 2. 卵白と卵黄を分ける。卵白をボウルに入れて軽く泡立て、砂糖を少しずつ加えながら、固くなるまで泡立てる
        水大さじ3、卵黄、バニラオイルを入れて混ぜ合わせる
  • 3. ボウルに★をふるい入れ、ゴムべらでさっくり混ぜたら型に流し込む。そのとき、カードまたはへらで表面を平らにする
  • 4. オーブンに入れて9分ほど焼く
  • 5. クッキングシートを敷いた上に、焼けたスポンジを、上下を返してのせる
        元々敷いていたクッキングシートを一旦はずし、上にかけ直してスポンジを冷ます
  • 6. イチゴは洗ってへたをとり、水気を拭き取る。4つ割りにし、さらに高さが半分になるように切る
  • 7. ☆でチョコレートクリームを作る。鍋に湯を沸かし、ステンレスのボウルにチョコレートを入れて湯せんで溶かす。チョコレートが溶けたら湯せんからはずし、生クリームを少しずつ加えながら混ぜる。ボウルを氷水につけ、九分立てに泡立てる
  • 8. 幅を24cmに切ったクッキングシートをラップの上に置き、上下を返してスポンジをのせる
    その上にチョコレートクリームを平らに、手前を厚めにのばす
  • 9. 切ったイチゴを手前に多くちらし、手前から折り込むようにしてスポンジを巻く
  • 10. 巻き終わりを下にし、定規などで内側にきゅっと入れ込むようにしておさえる
         冷蔵庫で1時間ほど冷やしたら出来上がり。切り分けるときは、包丁を温めるとうまく切ることができます

よい食インフォマーシャルでは、その他のフルーツの基礎知識を紹介しています。是非、ご覧ください!

インフォマーシャルで紹介したフルーツの基礎知識はこちら

監修者:今泉 久美(いまいずみ くみ)
料理研究家・栄養士・女子栄養大学栄養クリニック特別講師
女子栄養大学栄養学部栄養学科専攻卒業後、雑誌・料理本・テレビ・料理講習会などで活躍中。著書は『 「ストウブ」でいつもの料理をもっとおいしく! 』(文化出版局)、『 1日1500kcalのらくらくダイエットごはん (パッとわかるシリーズ) 』(成美堂出版)など多数。
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